使用者の概況
名古屋市 (女性・故人) 1年間使用 夜間使用 一日に9回の訪問介護によるおむつ交換を実施していた。神経難病患者であり、家族も疲れ切りヘルパー利用も、給付上限を超え費用負担は大きい。
使用者の声(ご本人)
・使用開始からその心地よさを実感した。
・歩行などは無理でも、おむつの部分で極力人に頼らないで清潔に過ごせることがうれしい。
介護者の声(息子さんの意見)
・母の不快感や、精神的な負担から解放してあげられたことは、本人も勿論、我々子供たちも大きな喜びになった。
・褥瘡の治癒の経過がよかった。
・夜間や深夜もヘルパーさんにお願いしていたが、その分が減っただけでも大きな経済的な負担減にもなった。
関係者の声(ヘルパーさんの意見)
・実際に慣れてみると、使用に関しては問題なかった。
・ご利用者様が排泄の不快感を訴えることがなくなり、気持ちが楽になったのかなんとなく元気になったように思えてうれしかった。
評価
ヘルパーさんが複数社入っていたため、取り扱いに関しての指導が大変であった。普及に伴うマニュアルの整備や、今後の商品改良でエンドユーザー目線で扱いやすさを追求しなければと感じた。1年間で他界されたが、その間は利用者の明るさを取り戻し、家族からも感謝されたことは自信になった。